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2019年に改正された「化学物質の登録および評価などに関する法律」(以下「化評法」)第10条第1項により、

​既存化学物質を年間1トン以上製造・輸入しようとする者は登録後にその物質の取り扱いが可能です。

但し、第2項および第3項によって2019年6月30日まで事前申告を行った場合は登録猶予期間を与えられ、該当期間の間は登録をせずに物質を取り扱うことが可能です。

- 事前申告をした場合の登録猶予期間

• 1,000トン以上およびCMR物質* : 2021. 12. 31まで
  

• 100~1,000トン範囲 : 2024. 12. 31まで

• 10~100トン範囲 : 2027. 12. 31まで

• 1~10トン範囲 : 2030. 12. 31まで

  * Carcinogenic, mutagenic or toxic for reproduction : ガン、突然変異、生殖能力異常を起こす又は起こすおそれがある物質として環境部長官が2021年末までに登録することを指定・告示した物質 

事前申告をして猶予期間まで物質を製造・輸入することができる。

なお、2019年6月30日以降にはじめて年間1トンを超過して製造・輸入する物質がある場合は、製造・輸入の前に事前申告が可能であり、この際も猶予期間を与えられることができる。

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◈ 化評法における事前申告手続き

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